2009年6月23日火曜日

元カノ再会?

・・・とは言っても、色っぽい話ではないのですが。

私の音楽嗜好に結構近い方向性をお持ちのjazz-funkさんのblogがヒントになり、
昔、強烈に好きだったbandのLiveアルバムを再度購入することができました。

当時持っていたのは、LPレコード!!
CD化されることが無かったため、諦めてすっかり忘れていたのですが、
jazz-funkさんのblogでこのユニットメンバー(key)のリーダーアルバムの
紹介をされていたのを拝見したことがきっかけで、amazonで検索した所、
なんと2年くらい前にCD化されて現在も販売中であることを発見して
狂喜乱舞!

即決購入でした。(CDショップには絶対並ばないことは間違いないため)

そのアルバムとはこれ。NATIVE SONのLIVE盤「COAST TO COAST」

NATIVE SONというユニットの名前を知る人も数少ないと思いますが、
日本でのクロスオーバー~フージョン黎明期に日本人ミュージシャンで結成されたユニットです。
高校生だった私が当時TV-CMで「savanna hotline」という曲に出会って購入したのが今は殆ど見ないミュージックカセット(!)
2ndアルバムの「savanna hotline」でその疾走感にヤラレてしまい、
続けて購入した1stアルバムの「NATIVE SON」ではその弾けるリズムの完全な虜となってしまいました。

高校生当時は「音楽研究部」(実態は軽音楽部)でbassを始めたばかりでしたので、
毎日この2枚のアルバムを耳コピで練習し続け、それこそ本当にテープが擦り切れてしまうほどでした。

そんなところに3rdアルバムとして発売されたこれは、
過去2枚のアルバム収容曲プラス新曲が、Liveアルバムならではの臨場感でLP2枚組み・・・
と、一通り聴いた後は完全に「逝ってヨシ」状態でした。

1枚目2曲目の「coke screw」は、当時まだあまり上手くできなかったスラップ(チョッパー)奏法を練習する「良い課題」でした。
速いテンポのこの曲では、サムピング(親指で弦を叩く)が細かく刻まれるフレーズがバッキングの大半を占めており、その状態がほぼ10分強繰り返されることから、
速く細かいサムピングが1曲10分以上通して続けられるか・・・?を
自らの課題としてひたすらコピーに励みましたが、
これが続かない・・・・・。
2分と経たずに手首がツル(未経験の方にはまったく分らないと思いますが)始末。

勉強もせず、
休日でも家に籠もってひたすらbassばかり弾いていた当時でも達成には数ヶ月を要しましたが、途中アヤシイところは何箇所もありながらも課題達成した時は、達成感を通り越して、「燃え尽きたよ・・・・真っ白にな」と、「あしたのジョー」ばりの台詞が出そうになりました。


そんな思い出に浸りつつ、
改めてこの曲を弾いてみると・・・・、

まったく弾けない(!) というかサムピングが続かない(!!)

という非常に情けない状態に、暫く打ちひしがれている自分がいました(涙)


あの頃からかれこれ24年・・・。

「ツブシ」は利きますが、スピードや細かさという点では衰えをヒシヒシと感じる今日この頃です。

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